【日本海新聞】県境越え原子力防災訓練 2300人初動を確認:中国電力島根原発

中国電力島根原子力発電所の事故を想定した、鳥取、島根両県の6市が県境を越えて実施した原子力防災訓練のニュースです。


県境越え原子力防災訓練 2300人初動を確認 – NetNihonkai-日本海新聞

 中国電力島根原発(島根県松江市鹿島町)の事故を想定し、鳥取、島根両県と原発の30キロ圏内に位置する6市は16日、原子力防災訓練を合同で実施し、緊急時の初動対応の手順などを確認した。関係者が県境を越えて一堂に集まった原子力防災訓練は全国初という。

負傷者に放射性物質が付着していないか調べる島根原発職員=16日、松江市鹿島町
 従来は原発が立地する島根県と松江市で実施していたが、被害が広範に及んだ東京電力福島第1原発事故を踏まえ、範囲を30キロ圏に拡大。行政や警察、消防、自衛隊、中電など30機関と学校など274施設から約2300人が参加した。